HARIO「スイッチ」を使った浸漬式ドリップに興味はありませんか?
本記事では、日々ハンドドリップを楽しんでいる「ぽる」が愛用しているHARIO 浸漬式ドリッパー「スイッチ」の魅力と使い方を紹介します。
豆のポテンシャルを安定して引き出せる浸漬式と、ネルドリップのような濃厚なコクが楽しめるのがスイッチの魅力です。
🟢HARIO「スイッチ」を選んだ理由
・豆の持つポテンシャルを安定して引き出せる
・ネルドリップのような濃厚なコクが楽しめる
🟢HARIO「スイッチ」を使った感想
⚪︎操作がシンプルで初心者でも扱いやすい
⚪︎浸漬式ならではの安定した味わいの再現性
⚪︎V60ペーパーフィルターがそのまま使える
×スイッチのボタンがやや硬め
×耐熱ガラス製のため落下に注意
【販売者】HARIO株式会社とは?
1921年創業の日本ブランド「HARIO(ハリオ)」は、理化学ガラスのメーカーとして始まり、現在では世界中のコーヒー愛好者から信頼を集めるブランドです。
最大の特徴は、“メイド・イン・ジャパンの精度と職人技”。
耐熱ガラスの製造技術を活かし、コーヒー器具でも高い透明感と耐久性を実現しています。
代表作である「V60ドリッパー」は、世界のバリスタたちが競技会で愛用するほどの完成度。
ペーパードリップからサイフォン、浸漬式ドリッパー「スイッチ」まで、抽出スタイルに合わせた多彩なラインナップが揃っています。
HARIOの器具は、どれも機能とデザインの調和が取れており、日常のコーヒータイムを少し贅沢にしてくれます。
【器具説明】HARIO「スイッチ」の構造と特徴
HARIOの浸漬式ドリッパー「スイッチ」は、HARIOの代表作であるV60ドリッパーをベースに、ドリッパー下部にシリコンゴム製のバルブユニットが組み込まれています。このバルブユニットを開閉することで、浸漬モード(ドリッパーにお湯を溜めた状態)とドリップモード(サーバーに落とす)を切り替えられます。
ドリッパーの構造と大きさ
ドリッパーの構造はV60と同じ円すい形で流線型の内部リブ構造で設計されており、抽出時にお湯が粉全体に行き渡りやすい形状となっています。また、大きさは、HARIOのV60-02(1〜4杯分)とスイッチの200B(1〜2人分)が同じくらいのサイズです。

スイッチ部分
底部にあるバルブユニットは、シリコンバルブとステンレスボールが組み込まれています。
分解できるので、洗いやすい構造です。

スイッチの開閉操作
通常のドリッパーではお湯を注ぐとすぐに抽出が始まりますが、スイッチは底のバルブが閉じており、ボタンを押すまでお湯が落ちない構造になっています。この仕組みにより、粉全体を均一にお湯へ浸すことが可能になり、コーヒー成分をじっくりと抽出できます。
スイッチは若干硬めなので押し込む感じでぐいっと入れると良いです。

2種類のサイズ
ハリオ「浸漬式ドリッパースイッチ」には、2種類のサイズがあります。
- SSD-200-B:出来上がり量 約200mL(1〜2杯分)
- SSD-360-B:出来上がり量 約360mL(2〜3杯分)
どちらの形状もV60ドリッパー型で、スイッチを押すことで浸したコーヒーを抽出する仕組みです。バルブユニットとステンレスボールの大きさは2種類のサイズ(200と360)で同じです。

材質
材質は次の2タイプがあります。
- 耐熱ガラスモデル
品番:SSD-200-B、SSD-360-B
材質:本体は耐熱ガラス(HARIO Glass)、ホルダーはシリコンゴム、スイッチはPCT樹脂 - セラミック(陶器)モデル
品番:SSDC-200-W(有田焼仕様)
材質:本体は磁器(有田焼)、ホルダーはシリコーンゴム、スイッチはPCT樹脂
【器具説明】HARIO「スイッチ」を使った淹れ方
スイッチを使ったコーヒードリップについて、私が使っているのは以下の2種類です。
| ドリップ手法 | 公式レシピ | 粕谷哲さんのレシピ |
| コーヒー豆 | 中細挽20g | 20g(少し細かめ) |
| 抽出方法 | ①スイッチCLOSE状態 ②お湯240mlを注ぐ。 ③ 2分浸漬後に、OPEN。 | ①スイッチをOPEN状態 ②92℃で60mlを注ぐ ③30秒後に60mlを追加 ④1分15秒後にCLOSE。 ⑤180mlを注ぐ。 ⑥1分45秒後にOPEN。 |
公式レシピ(取扱説明書)
抽出方法:
- 開始:ドリッパー内にコーヒー粉(中細挽き)20gを入れ、お湯をいっぱいまで注ぐ(約240ml) スイッチ:CLOSE
- 2分〜:浸漬後にスイッチをOPEN
- 1分45秒〜3分:抽出完了
特徴:
- お湯を注いで、じっくり抽出。
- 成分が均一に抽出されやすく、丸みのある味になりやすい。
- 抽出時間の長さで味の濃さや苦味を調整できる。
浸漬ドリップ(粕谷哲さんの神or悪魔のレシピ)
考案者:粕谷哲さん(2016年ワールドブリューワーズカップ優勝者)
抽出方法:
- 0〜30秒:90℃以上のお湯でドリップ(スイッチ開)
- 30〜1分15秒:90℃以上のお湯でドリップ(スイッチ開)
- 1分15秒〜1分45秒:残りのお湯をドリップ(スイッチ閉止)
- 1分45秒〜3分:抽出(スイッチ開)
特徴:
- ドリップと浸漬を組み合わせたハイブリッド手法。
- 前半のドリップで甘みや酸味を引き出し、後半の浸漬でボディ感を加える。
- 抽出時間と湯温のコントロールで、味の幅が広がる。
HARIO スイッチの魅力
「スイッチ」を使うと、抽出の安定性に加えて、焙煎度や豆の特性によって次のような変化を感じやすくなります。
・浅煎りコーヒー
フルーティーな酸味が穏やかになり、甘みや香ばしさが前に出やすくなります。シャープな酸よりも、やわらかな果実感を楽しみたいときにおすすめ。
・深煎りコーヒー
ボディ感がより強調され、重厚で満足度の高い一杯に。ただし、苦味が出やすいため、抽出時間のコントロールがポイントになります。
・カフェインレスコーヒー
デカフェ特有の”物足りなさ”を補い、味の輪郭をはっきりさせてくれます。油分とコクがしっかり抽出されることで、通常の豆に近い満足感が得られます。
【感想】実際にHARIO「スイッチ」を使ってみた
豆のポテンシャルを安定して引き出せる
私がHARIOの浸漬式ドリッパー「スイッチ」を手に取るのは、豆の持っているポテンシャルを安定して引き出したい時です。
ハンドドリップでは、お湯の注ぎ方(湯温、湯量、タイミング)を変えることで、香りや酸味、苦味、甘みなど、さまざまな味の変化を楽しめます。しかし、自由度が多い分、同じ味を再現するのが難しく、日によって仕上がりがブレてしまうこともあります。
その点、「スイッチ」は底部のバルブを閉じて粉全体をお湯に浸した後、一気に抽出することができます。これにより、湯量と注ぐタイミングを固定できるため、抽出のムラを抑えて、安定した味わいの再現が可能になります。
操作もシンプルで、慣れてしまえばハンドドリップよりも手軽。
忙しい朝でも、安定した一杯を確実に淹れられるアイテムです。

ネルドリップのような「濃厚なコク」を引き出せる
HARIOの「スイッチ」で淹れたコーヒーは、ハンドドリップに比べて、「とろみ感」や「濃厚なコク」が生まれやすく、ネルドリップに近くなる印象です。
これは、どちらの手法も粉全体をお湯にじっくり浸して抽出するという共通点があり、コーヒーオイル(油分)や可溶性成分がしっかり抽出されるためです。
この結果、口あたりに厚みが出て、まろやかで満足感のある味に仕上がります。
私は特に、普段のドリップコーヒーを少し濃く味わいたいときや、いつものコーヒー豆の違う表情を楽しみたい時に「スイッチ」を使っています。
公式レシピで淹れてみた
浸漬モード
スイッチを外して(上に入れて)、コーヒー豆を浸漬させます。
画像はおおげさに上げていますが、軽くあげればOKです。

ドリップモード
スイッチを入れて(下に下げて)、ドリップします。

出来上がり
今回はデカフェ(カフェインレスコーヒー)を淹れてみました。
コーヒーの味わいが深い一杯に仕上がりました。

【まとめ】HARIO「スイッチ」で広がるハンドドリップの世界
今回は、HARIO浸漬式ドリッパー「スイッチ」を紹介しました。
HARIO スイッチは、ドリップの難しさを減らし、再現性を高める器具です。
スイッチを使うことで、浸漬式ならではの安定感と、ネルドリップのような厚みのある抽出を両立できます。
☑ 豆のポテンシャルを安定して引き出したい
☑ コクやとろみのある味わいが好き
☑ 手軽に”ワンランク上”の一杯を楽しみたい
そんな方にぜひおすすめしたいドリッパーです。
🟢HARIO「スイッチ」を選んだ理由
・豆の持つポテンシャルを安定して引き出せる
・ネルドリップのような濃厚なコクが楽しめる
🟢HARIO「スイッチ」を使った感想
⚪︎操作がシンプルで初心者でも扱いやすい
⚪︎浸漬式ならではの安定した味わいの再現性
⚪︎V60ペーパーフィルターがそのまま使える
×スイッチのボタンがやや硬め
×耐熱ガラス製のため落下に注意

