この記事でわかること
コーヒー豆って、種類が多くて迷いませんか?
産地、品種、焙煎度、販売店など、コーヒー豆の選択肢は幅広く、悩むことも多いと思います。
このブログでは、実際に購入したコーヒー豆について、私が感じた味わいや特徴などを消費者目線でまとめています。
今回購入したのはマメーズ焙煎工房「ブラジル TOMIO FUKUDA」。
同じ豆を「4:6メソッド」と「浸漬法」の2種類のドリップ手法で飲み比べをしてみました。
ブラジルらしい「ナッツとカカオ」が広がるコーヒーで、「4:6ドリップ」は口あたり良く飲むことがき、「浸漬法」はボディ感を強調した味わいを感じることができました。
この記事が自分好みの一杯を探す際の参考になれば嬉しいです。
マメーズ焙煎工房
「ブラジル TOMIO FUKUDA」
産地:ブラジル セラード地区パトスデミナ
品種:ムンドノーヴォ・カツアイ
精製:ナチュラル
焙煎:不明
値段:2160円/250g
(一杯150mlで104円)
※コーヒー豆12gで出来上がり150mlの値段
【販売者情報】スペシャリティコーヒー専門店 マメーズ焙煎工房
スペシャリティコーヒーにこだわりを持つ「マメーズ焙煎工房」。
購入可能なすべての豆がスペシャリティコーヒーで、焙煎・鮮度・香味にもこだわりがある工房で、コーヒー豆からドリップバッグコーヒーまで、安心して楽しめます。
また、マメーズ焙煎工房で販売されるコーヒー豆は焙煎度の記載がないのが特徴です。その理由は、焙煎の温度や時間など細部にまでこだわっているため、同じ色味であっても焙煎の方法は大きく異なる場合があるからだそうです。
多種多様なコーヒー豆があるので、ホームページを寄ってみると新しい発見があります。
スペシャリティコーヒーとは
具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。
マメーズ焙煎工房に関する情報
・スペシャリティコーヒー専門店
・焙煎へのこだわり
【一般的な特徴】コーヒー豆「ブラジル」とは?

ブラジル🇧🇷は、世界のコーヒー豆生産量の約3分の1を占めるコーヒー大国です。広大な土地と安定した気候のもと、標高・地域によって多彩なコーヒーが作られています。スタンダードな味わいから、近年はスペシャルティコーヒーまで幅広い品質が存在します。
ブラジルのコーヒー豆の特徴は「ナッツやキャラメルを感じる風味の豊かさ」です。ブラジルのコーヒー豆は、強い日差しと乾燥した気候の影響で甘みが凝縮され、酸味が抑えられるため。やわらかな苦味と香ばしさのバランスが取れた、飲みやすい味わいとなります。また、ブラジルは アラビカ種が主力で、その多くが「ナチュラル(乾式)精製」で処理されているので、豆に果実由来の甘みとコクが残り、ナッツやキャラメルを思わせる風味が生まれます。
『ブラジル』のコーヒー豆の一般的な特徴
・豊かな風味
ナッツやチョコレートの風味
・バランスの良さ
控えめな酸味としっかりとしたコクと苦味
・なめらかな口当たり
クリーンな飲みやすさ
【コーヒー豆の紹介】マメーズ焙煎工房の「ブラジル FUKUDA TOMIO」

名前の由来
名前の由来はバウー農園のオーナーのフクダトミオ氏からです。 Dried On Tree(DOT)(ドライ・オン・ツリー)」というコーヒーチェリーが熟してもあえて収穫せず、樹上で乾燥させるプロセスを考案した方でもあります。
甘味と風味
ドライオン・ツリー方式(樹上完全乾燥)を採用しており、実が木の上で完熟する時間を長くとることで、甘味をしっかり豆に蓄えられています。また、収穫後そのまま木製貯蔵庫で「ドライチェリー状態」で寝かせ、熟成させる工程があり、甘味・風味の成熟が期待されます。
構成・質感
標高 1,100m の条件、かつナチュラル精製であるため、酸味はやや抑えられ、ナッツやチョコレート系の香ばしさ、重厚なコクが出やすい。ムンドノーヴォという変種(自然交配の品種)で、1本あたりに取れる実が少ないため、1粒1粒に風味が凝縮されている。
一杯あたりの価格
マメーズ焙煎工房のブラジル FUKUDA TOMIOの価格は250gで2160円。
一杯150mlに換算すると、約104円となります。
セール時には半額で購入できることもありますので、狙い目です。
«参考:価格の算出方法»
- セブンイレブンのレギュラーコーヒー約150mlを一杯と設定。
- コーヒー豆12gに対して湯量180mlを注ぎ、出来あたりは約150ml。
- 2160円×12g/250g=104円
【コーヒー豆のレビュー】2種類のドリップ手法で味わうコーヒー豆「ブラジル TOMIO FUKUDA」の魅力と特徴
今回は、コーヒー豆「ブラジル(FUKUDA TOMIO)」を、HARIO V60でハンドドリップした場合と、HARIOスイッチで浸漬法で淹れた場合を飲み比べてみました。同じ豆でも、抽出方法が変わると「コクの出方」「甘みの感じ方」にどのような違いが出るのか、その変化を楽しみつつ、コーヒーの魅力と特徴を改めて見ていきます。

| ドリップ手法 | ドリッパー | 特徴 |
| 4:6メソッド ・84℃ ・3分30秒 | HARIO V60透過ドリッパー02 (樹脂製) | シトラス系 すっきり・マイルド |
| 浸漬法 ・前半は90℃以上でドリップ ・後半は70℃で30秒後にドリップ | HARIO 浸水式ドリッパースイッチ 02 | 落ち着いたシトラス系 すっきり・マイルド (酸味とコクが強化) |
① 今回試してみたドリップ手法
4:6メソッド(HARIO-V60ドリッパー)
考案者
粕谷哲さん(2016年ワールドブリューワーズカップ優勝者)
基本原理
お湯を「前半40%」「後半60%」に分けて、ベースのハンドドリップを作る。
- 基本は5回に分けてドリップ
- 前半40%で、 酸味・甘味を決める。
- 後半60%で、 苦味・コク・全体のバランスを調整する。
- 浅煎りは93℃、深煎りは83℃を目安に淹れる。
特徴
- お湯を数回に分けて「注ぐ量・回数・タイミング」で味をコントロールする。
- 調整しやすく、再現性が高い。
- ドリップの基本を学びながら、自分好みの味を作りやすい。

«粕谷哲さんによる紹介動画がこちら»
TETSU KASUYA World Brewers Cup Champion

浸漬ドリップ(HARIO-浸漬式ドリッパースイッチ)
考案者
粕谷哲さん(2016年ワールドブリューワーズカップ優勝者)
基本原理
ちょっと細かめな粒度のコーヒー豆を、温度を変えて、お湯に「浸ける」ことで、コーヒー豆の成分をしっかりと抽出する。
- 0〜30秒:90℃以上のお湯でドリップ(スイッチ開)
- 30〜1分15秒:90℃以上のお湯でドリップ(スイッチ開)
- 1分15秒〜1分45秒:92℃のお湯で残りの湯をドリップ(スイッチ閉止)
- 1分45秒〜3分:抽出(スイッチ開)
特徴:
- お湯を注いで、じっくり抽出。
- 成分が均一に抽出されやすく、丸みのある味になりやすい。
- 抽出時間の長さで味の濃さや苦味を調整できる。

«粕谷哲さんによる紹介動画がこちら»
TETSU KASUYA World Brewers Cup Champion

② ドリップで使った道具
共通
- ケトル:HARIO ミニドリップケトル 500ml
- 温度計:BOMATA 温度計
- サーバー:無印良品 耐熱ガラスメジャーカップ
- スケール:TIMEMORE Black Mirror Basic 2.0 Coffee Scale
- ミル:コマンダンテ Comandante C40 MK4
4:6メソッド(粕谷哲さんの至高のレシピ)
- ドリップ:HARIO V60透過ドリッパー02 (樹脂製)
- ペーパーフィルター:専用フィルター
浸漬法(粕谷哲さんの究極のレシピ)
- ドリップ:HARIO 浸水式ドリッパースイッチ 02
- ペーパーフィルター:専門フィルター
③ 4:6メソッド(粕谷哲さんの至高のレシピ)で淹れたコーヒー豆「コロンビア」の味と香り

4:6メソッドで淹れたコーヒーは、香りはビターチョコレートのように柔らかく立ち上がり、フレーバーは、ナッツ・カカオ感と共に心地よい苦味がある王道のブラジルのような味わいでした。後味は優しい苦味が残る形となります。
なお、常温(27℃)に冷めた後は、若干の渋みが残る形になりました。この理由は抽出温度を高め(93℃前後)としたうえで、3分半と長めに抽出した影響がありそうです。
④ 浸漬法(粕谷哲さんの究極のレシピ)で淹れた「コロンビア」の味と香り

浸漬法で淹れると印象が変わってきます。
香りはそれほど変わりませんが、口あたりは、濃厚で、ボディ感(まるみ)を感じる味わいとなります。また、その味わいがとろみような質感に感じられ、常温になっても、味の輪郭がはっきりしていました。
フレーバーは、ナッツやカカオを残しつつ、よりローストアーマンドのような香ばしさが感じられました。
【まとめ】王道ブラジルを楽しめるコーヒー豆
今回は、スペシャリティコーヒー専門店 マメーズ焙煎工房(楽天市場)で購入したコーヒー豆「ブラジル:TOMIO FUKUDA」について、「4:6メソッド」と「浸漬ドリップ」の飲み比べをしました。
どちらのドリップでも、飲み干すと、ブラジルらしい「ナッツとカカオ」が広がります。この中で、「4:6ドリップ」は口あたり良く飲むことがき、「浸漬法」はボディ感を強調した味わいを感じる美味しいコーヒーとなりました。
派手さや個性を主張するタイプのコーヒーではないので、日常の中でゆっくり寄り添うような「いつものコーヒー」として、ぜひお試しください。
«今回購入したコーヒ豆»

