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【レビュー】株式会社ヒロコーヒーのコーヒー豆「フルッタ ケニア」の特徴と味わい

コーヒー豆って、種類が多くて迷いませんか?

産地、品種、焙煎度、販売店など、コーヒー豆の選択肢は幅広く、悩むことも多いと思います。
このブログでは、実際に購入したコーヒー豆について、私が感じた味わいや特徴などを消費者目線でまとめています。

今回購入したのはヒロコーヒーの「フルッタ ケニア」

ケニアらしい明るくフルーティな酸味と、冷めても崩れない透明感が魅力の一杯でした。
本ページでは、2016年ワールドブリューワーズカップ優勝・粕谷哲さんが考案した「4:6メソッド」でドリップした場合の味わいをレビューしています。

この記事が自分好みの一杯を探す際の参考になれば嬉しいです。

今回紹介するコーヒー豆

スペシャリティコーヒー専門店 ヒロコーヒー(楽天市場)
「フルッタ ケニア」

産地:ケニア ニエリ
農園:Gikaru組合 Ichamara Coffee Factory
品種:SL28、SL34、Batian、Ruiru11
プロセス:ウォッシュド
焙煎度:浅煎り(シナモンロースト)
値段:1,026円/100g
(1杯150mlで123円)

目次

【販売者】スペシャリティコーヒー専門店「ヒロコーヒー」

昭和52年に創業されたヒロコーヒーは、「自家焙煎スペシャルティコーヒー豆専門店」として、長年にわたり高品質なコーヒーを提供してきたブランドです。

  1. 生豆の厳選
    ヒロコーヒーでは、スペシャルティコーヒー・プレミアムコーヒーと呼ばれる世界各地の最高品質の生豆を積極的に買い付けています。 また「seed to cup(種子からカップまで)」の視点を重視し、生産者・産地・環境や社会的責任にも配慮した仕組みを整えています。
  2. 焙煎と鮮度
    銘柄に応じて5台の焙煎機を使い分け、熟練のロースターがそれぞれの豆のキャラクターを引き出す焙煎を行っています。
    焙煎後8日以内に提供される豆もあり、鮮度にも徹底したこだわりがあります。
  3. 幅広いラインナップ
    浅煎りから深煎り、さらにカフェインレス(デカフェ)やフルーツフレーバー系など、多数の銘柄・スタイルを展開。例えば「24種類のドリップコーヒー」シリーズでは、豆の個性や焙煎の違いを手軽に楽しめるようになっています。

⭐️ヒロコーヒーに関する情報
・スペシャルティコーヒー・プレミアムコーヒーの生豆を厳選
・銘柄に応じて5台の焙煎機を使い分け
・浅煎りからデカフェまで幅広いラインナップ

【特徴】コーヒー豆「フルッタ ケニア」

ケニアは、世界でも屈指の品質と個性を誇る産地です。

主な生産地はケニア山周辺の高地(ニエリ、キリニャガ、エンブなど)で、標高1,500〜2,000mの寒暖差の大きい環境と火山性の肥沃な赤土が、豆の糖度と風味を豊かにします。品種はSL28・SL34などのアラビカ種が中心で、これらはケニアで1930年代に開発された品種で、深いコクとフルーティな酸味を特徴としています。水洗式(ウォッシュド)精製により、クリーンで透き通るような味わいが特徴です。

風味は、グレープフルーツやカシスを思わせる明るい酸味と、果実由来の甘み、紅茶のような余韻を併せ持ちます。焙煎度によって表情が変わり、浅煎りではジューシーで華やか、中深煎りでは黒糖やカシスジャムのような甘苦さが引き立ちます。スクリーンサイズ(豆の大きさによる等級分類)による等級「AA」「AB」「PB」も有名で、特にAAは粒が大きく風味が豊か。透明感のある酸味とフルーティな香りを楽しめる、スペシャルティコーヒーを象徴する産地です。

⭐️「ケニア」の一般的な特徴
華やかな明るい酸味
 ベリーやグレープフルーツを思わせるフルーティな酸味
・クリーンで透明感のある風味
 雑味が少なく、風味の輪郭が明確
・紅茶のようなアフターテイスト
 アールグレイのような香りとともに心地よい渋みと甘みが残る

【ご紹介】ヒロコーヒー「フルッタ ケニア」

①フルッタケニアの特徴

「フルッタ ケニア」は生産地の特性として「ミネラル豊富なアルカリ土壌」の「テロワール(土壌・気候・地形などの栽培環境)」に育まれた香味を持っています。焙煎度は浅煎りで、ケニア特有の「酸とボディの強さ」を活かしながら、明るくフルーティな酸味が味わえます。

◾️風味特性

  • フレーバー:ブラックカラントライク
  • 酸味:ピンクグレープフルーツ、レーズン、カシス、フルーツトマト
  • アフターテイスト:スイートネス、ロングアフター
  • ボディ:ラウンド、シロッピー、リッチ

②一杯あたりの価格:123円

ヒロコーヒーのモカマタリの価格は100gで1,026円。
一杯150mlに換算すると、約123円となります。
セール時には半額で購入できることもありますので、狙い目です。

«参考:価格の算出方法»

  • セブンイレブンのレギュラーコーヒー約150mlを一杯と設定。
  • コーヒー豆12gに対して湯量180mlを注ぎ、出来あたりは約150ml。
  • 1,026円×12g/100g=123円

【レビュー】4:6メソッドで味わうコーヒー豆「フルッタ ケニア」

今回は、コーヒー豆「フルッタ ケニア」を、HARIO V60でハンドドリップしてみました。ヒロコーヒーのケニアを楽しみつつ、魅力と特徴を見ていきます。

ドリップ手法4:6メソッド
ドリッパーHARIO V60透過ドリッパー02(樹脂製)
豆量20g
湯量300ml
温度92℃
挽き目コマンダンテ28クリック(やや粗挽き)
抽出時間3分30秒
抽出量約240ml

今回試したドリップ手法

4:6メソッド(HARIO-V60ドリッパー)

考案者

粕谷哲さん(2016年ワールドブリューワーズカップ優勝者)

基本原理

お湯を「前半40%」「後半60%」に分けて、ベースのハンドドリップを作る。

  • 基本は5回に分けてドリップ
  • 前半40%で、 酸味・甘味を決める。
  • 後半60%で、 苦味・コク・全体のバランスを調整する。
  • 浅煎りは93℃、深煎りは83℃を目安に淹れる。

特徴

  • お湯を数回に分けて「注ぐ量・回数・タイミング」で味をコントロールする。
  • 調整しやすく、再現性が高い。
  • ドリップの基本を学びながら、自分好みの味を作りやすい。

«粕谷哲さんによる紹介動画がこちら»
TETSU KASUYA World Brewers Cup Champion

ドリップで使った道具

  • ケトル:HARIO ミニドリップケトル 500ml 
  • 温度計:TANITA 温度計
  • サーバー:HARIO V60-01サーバー
  • スケール:TIMEMORE Black Mirror Basic 2.0 Coffee Scale
  • ミル:コマンダンテ Comandante C40 MK4
  • ドリップ:HARIO V60透過ドリッパー02 (樹脂製)
  • ペーパーフィルター:専用フィルター

コーヒー豆の外観

今回のレビュー対象は、ヒロコーヒーの浅煎り豆「フルッタ ケニア」。

浅煎り(シナモンロースト)の明るい色のコーヒー豆で、センターカットが白色であることから、ウォッシュド(水洗式)であることがわかります。ウォッシュドとは、収穫後に果肉を除去し、水で洗浄する精製方法で、クリーンで透明感のある味わいになるのが特徴です。

豆のサイズも概ね0.8mm以上に揃っており、ケニアの等級で高いクラス(AA)に相当します。ケニアでは豆の大きさ(スクリーンサイズ)で等級が決まり、AAは最も大粒で風味が豊かとされています。

コーヒー豆の準備

コーヒー豆は20g。

挽き目は、コマンダンテで28クリック(やや粗挽き)。

豆が硬めで、挽きごたえがあり、浅煎りと実感できます。

挽いた時の香りは穏やかで、香ばしさが主体。チャフ(薄皮)はやや多めでした。

4:6メソッドで淹れた「フルッタ ケニア」

①ペーパーセット

気分によってやったりやらなかったりしますが、今回はリンスもしました。

②コーヒー豆20gをセット

HARIOのV60-02ドリッパーを使ったので、コーヒー豆20gだと若干少なめに見えます。

③温度調整

ケトルに入れた上で、92℃くらいになるのを待ちます。

④ドリップ1投目

抽出を始めると、ガスが抜けていくとともに、しっかりとした酸味が立ち上がります。

⑤ドリップ2投目〜3投目

2投目以降はガス発生が落ち着いてきました。

⑥ドリップ4投目

後半は抽出されるスピードが落ちてきて、やや溜まり気味。

最後は若干ドリッパーにお湯が溜まった状態でしたが、3分30秒でドリップを完了させました。

引き目をもう少し荒めにしてもよかったかと思います。

⑦抽出後

240ml程度とれました。

⑧味わいと特徴

【淹れたて】

口に含んだ瞬間、ケニアらしい明るい酸味がパッと広がります。オレンジやグレープフルーツを思わせるフルーティな酸味と、ほのかな香ばしさが同居した第一印象です。

【少し冷めてから】

温度が少し下がると、酸味の角が取れて、後味にビターな甘みが顔を出してきます。軽いボディながら雑味のないクリアな口当たりで、余韻として残るビターな甘さが心地よい一杯です。

【冷めてから】

冷めてからも酸味がしっかりと残りつつ、苦味が和らいでいくため、時間の経過とともにクリーンさが際立ちます。冷めると透明感がさらに増し、まさに”ケニアらしいフルーティさ”と”浅煎りの透明感”が同居した繊細な一杯でした。

⭐️テイスティングメモまとめ
・焙煎度:浅煎り(シナモンロースト)
・香り:穏やか、軽い香ばしさ
・酸味:明るく、オレンジのようなフルーティさ
・甘み:後味にビターな甘み
・口当たり:クリアで雑味なし、軽めのボディ
・温度変化:冷めると酸味が際立ち、より透明感が増す

【まとめ】コーヒー豆「フルッタ ケニア」

今回は、ヒロコーヒーの「フルッタ ケニア」をレビューしました。

ケニアらしい”明るくフルーティな酸味”をしっかり楽しめる浅煎りコーヒーで、ドリップした際に立ち上がる華やかな酸味や口に含んだ時に広がる明るい酸味やクリアな口当たりが魅力的です。

個人的には、冷めてからの透明感が増す変化が特に気に入りました。時間をかけてゆっくり飲んでも味が崩れない、優秀な豆だと思います。

価格は100gで1,026円とスペシャルティコーヒーとしては手を出しやすいレンジですので、鮮度の良いケニア豆を試してみたい人にもぴったりです。

酸味が好きな方はもちろん、浅煎りのスペシャルティコーヒーを初めて体験する方にもおすすめの一杯です。

⭐️フルッタ ケニアをおすすめする方
・ケニア特有のフルーティな酸味が好きな方
・浅煎りで透明感のある味わいを楽しみたい方
・浅煎りのスペシャルティコーヒーを体験したい方

«今回購入したコーヒー豆»

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この記事を書いた人

日々コーヒーのハンドドリップを楽しんでいる「ぽる」です。
色々な道具やコーヒー豆を試したり、動画などでコーヒーの知識を増やしています。
・コーヒーインストラクター2級
・UCCアドバンスコース修了

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